槌目シルバーリング SR104 購入

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表面の微妙な凹凸(槌目)は、“カラカミ”と呼ばれる金槌で、銀線(金属の太い線)を小刻みに叩いて生まれたもの。当初はアルミニウムで作られていましたが、その後、銀(シルバー950)に材料がグレードアップされ、いまなおロングセラーを続けています。 平松氏が亡くなってからは、長男の平松宏造さんが工房を受け継ぎ、お一人で制作を行っています。受注生産品のためお届けまで2〜3週間ほどいただきます。 ◎最後に東京国立近代美術館工芸館発行の図録(かたちのエッセンス-平松保城の制作と思考 P7-10)より抜粋した文章をご紹介します◎ 「槌目(つちめ)や撚り線(よりせん)によるリング、ごく薄い金属の皺(しわ)そのものを見せるブローチなどを見ればわかるように、平松のジュエリーは特別に高価な貴石を用いたものではない。寧ろ(むしろ)素材である金属と向き合い、道具や手を用いて働きかけ、そこから引き出された固有の表情とフォルムを一致させている点にこそ、魅力がある」 「金属の表面に鏨(がたね)で掘られた線彫り、リズミカルな槌目の跡が続く銀線、様々な幅の金属の線が生み出す大小のゆるやかなカーブ、線に限るものだけでも平松の作品には実にさまざまな線が発見でき、線そのものを鑑賞する楽しみがある。平松の作品においてとりわけ線の表現に多様さが見られるのは、鏨による線の味わいを様々に表現してきた彫金という技術をバックボーンとしていることと無縁ではないだろう」 【作品の詳細】 SR104とSR105の違いは銀線の間隔が異なります。SR104はびっしりとすき間なく線を巻いてありますが、SR105は間隔を開けて編み、軽やかな感じを演出しています。 【作品の仕様】 サイズ:11〜15号 内径:約18mm(15号の場合) リング幅(最大):約12mm(15号の場合) 素材:シルバー950 重さ:5g(15号の場合) 製造国:日本 ※注文生産品です。ご購入の際にご希望のサイズ(11〜15号)をメッセージでお知らせください。お支払い完了後、2〜3週間後に作品をお届けします。 槌目の表情は一点一点微妙に異なります。 力強くも繊細なのが平松作品の特徴。らせん形状のため指の締め付けが少ない。モデル着用サイズは15号。 和紙で作られた特製のたとう紙に入れてお届けします。平松氏のサイン(印刷)と落款が入ります。

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